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イタリア4大都市をめぐる旅

とうとうサッカーの試合当日!
しかし、サッカーの試合に気をとられていて
肝心な事を忘れていた為に大変な事に‥‥‥。

10月17日(日)ローマ3日目
 朝はこの日も9時にホテルを出発。最初に目指したのはスペイン広場。昨日は人がすごくて、何だか分らなかったけれど、朝も早いので観光客はまだあまりいませんでした。私が「きれいだな〜。」なんて写真を撮っていると、気が付けば彼がミサンガ売りに捕まっているではないか!彼も人が良いの〜、なんてやっぱり今回は見ていられず「今仕事中で忙しいのっっっ!!!」と彼の手をひいて、ミサンガ売りから引き離す。
 そしてトレビの泉へ。このトレビの泉はいきなり町中にど〜んとあるので、かなりビックリしたし感動もしました。そこから徒歩10分くらいでパンテオンへ。こちらもいきなりどど〜んとあるので、ビックリ。しばらくバールでひと休みしながら、パンテオンを眺めていました。この日のパンテオンは日曜日だったので中ではミサが行われ、とても厳かな雰囲気でした。
 次はナボ−ナ広場へ移動。ナボ−ナ広場はジョヴァンニが一押しのローマの観光名所。でも、ジュビレオを前に、ネプチューンの噴水を除いて修復中。とっても残念でしたが、家族連れで賑わい、楽しく温かな雰囲気の広場でした。
 この後、ヴェネツィア広場へ徒歩で行き、真実の口へ向かおうと思ったのですが、さずがに体力が持たず、遅めの昼食のピザを買ってホテルへ戻りました。ハッキリ言って、かなり歩いたのではないかと思います‥‥‥。
 16時半頃まで昼寝をし、一路スタディオ・オリンピコへ。少し冷えてきたので、厚着をしたつもりでしたが、結局これでも寒かったのです。(カットソー&シャツ&ナイロンパーカー&Gジャン)駅から少し離れたところからオリンピコ行きのバスは出ていました。もうドキドキです!
 終点に到着し、みんな続々スタジアムヘ向かいます。入場の際に私はペットボトルの蓋を取り上げられ、彼はライターを取り上げられました。口の開いたペットボトルは邪魔以外の何者でもありません。知っていれば予備のフタを持ってきたのに‥‥‥。
まだ人のいない
スペイン広場

 中に入ってからは席を係の人に聞くが、結局係の人に教えてもらった場所も違い、再び移動。私達はかなり早く到着したつもり(2時間前)だったのですが、既にクルヴァは大盛り上がり!私はその頃寒くて寒くて‥‥‥。この時プント・ローマで私達の後にチケットを買っていた日本人男性が私達を見つけて会釈をしていきました。当時のローマには中田選手も移籍前で、日本人はその男性以外スタジアムではみかけませんでした。
 1時間前になると席も埋まり始め(我々の回りも埋まりました。)サポーターは更に盛り上がります。30分前、彼がトイレへ行きますが、移動するのも大変なほどの混雑ぶり。通路や階段も人で埋まっていました。その頃、グラウンドではユヴェントスの選手たちがアップをし始め、ローマサポーターはモニターにユーヴェの選手が映る度に大ブーイング!(特にデル・ピエロの時はものすごいブーイングの嵐!)逆にローマの選手が映れば大喜び!みんなのテンションも上がってきた頃、開始前の選手紹介です。ユーヴェの紹介の時にはユヴェントスサポーター側からロ−マサポーター側へ発煙筒やら何やら投げ込まれ、お互いに投げたり投げ返したリの大騒ぎ。キックオフの頃にはピッチ上は煙で見えなくなりました。
 そして前半‥‥‥。ユーヴェが押し気味のまま試合は進みます。この頃は私はユヴェントスを応援していたので、心の中で「デルたん頑張れ!」と叫んでいました。もちろんピッポも好きな選手の一人でしたが、あまりにもよく転ぶピッポを間近で見て熱が冷めました。(ピッポファンの方スミマセン‥‥‥。)その頃ローマサポーターはといえば、トッティが出ていない押され気味のローマにイライラしながら文句をいうサポーター。何だか回りが全員解説者のような状態。
 そして0-0のまま前半終了。ハーフタイムで私がトイレへ行きましたが、もともと女性用のトイレは数が少なくとっても混んでおりました。順番を抜かされたりしながらようやくトイレを後にした頃には後半が始まっていました。席に戻ろうにも階段も通路も人が座っていて上まで登れないような状態‥‥‥。「ど、どうしよう。」と階段下でもじもじしていると「大変だね〜、上まで行くのかい。」とおじさんが声をかけてきました。おじさんは「どんどん行かないと!」と私を階段に登らせますが、人が座っていて足を置く場所さえ無いのです。仕方ないので「ペルメッソ。(イタリア語で「失礼、通して下さい」のような感じ。)」とひたすら言いながら、少しの隙間に無理矢理足を乗せて上を目指します。でも嫌な顔をする人はいなくて「大丈夫?」「ここに足を置きなよ。」などと手を引いてくれたり、抱えられながら無事に席まで到着しました。実はこのローマサポータの優しさに感激してローマの町を、そしてASローマのファンになりました。(単純ですな‥‥‥。)
 試合はと言えば、後半のローマは全然ダメ。早々にジダンのフリーキックで1点入れられ、嫌〜な雰囲気が漂っています。そのままダラダラと試合は終わってしまい、ユヴェントスという言葉は口が裂けても出せないような雰囲気でした。
 帰りは人波に流されスタジアムを後にすると、来た時とは違う所に出ていました。これが問題。来た時と同じように帰ればいいや、と軽く考えていた私達は右も左も分からない状態に‥‥‥。もしかしたらこの人波は駅やバス停に向かっているのでは?とまたもや回りに流され着いた先は駐車場。完全に迷ってしまった私達は途中、中年夫婦に道を尋ね、トラムでフラミニオ駅までたどり着きますが、既に時間は23:30を回っていて地下鉄も終わっていました。

 テルミニ行きのバスも来ないまま時間が過ぎて行きます。「このまま帰れなかったらどうしよう‥‥‥。」初めての土地で深夜に取り残され、寒さも手伝い不安な気持ちが涙腺に伝わってきます。ようやく通りかかったタクシーにテルミニ駅まで!と言うものの断られ、いよいよ目元がうるうるとしてきます。その時、彼が違うタクシーを止めてくれて、無事テルミニ駅まで乗る事が出来ました。その時には既に日付が変っていました。ジェットコースターのようなタクシーの中で安心したのもありメソメソしてしまった私です。
 その後はホテルで泥のように眠りました。長い一日でした。そして、この事があってから、電車やバスなどの時刻表や道順などには、細心の注意を払うようになった二人です‥‥‥。