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イタリア4大都市をめぐる旅

実はとても印象の薄いミラノの町‥‥‥。
それもそのはず。
ミラノでの計画は特に無いんですもの。

10月22(金)ミラノ1日目
 貴重な1日だけのヴェネツィア滞在を「電車の予約」だけに振り回された私たち。前日の大雨(夜にものすごく降ったのです。)はどこへやら。とても良い天気の朝を迎えました。ホテルの朝食はパンとカフェだけの質素なものでしたが、小さな朝食ルームはまるで個人のお宅のダイニングのようでした。でもそれがとっても暖かな雰囲気で心地良かったのです。本当に機会があればまた泊まりたいな〜と思っております。
 ホテルのチェックアウトを済ませ、少しどきどきしながら駅へ向かいます。「あ〜本当に予約無しで電車に乗れるのかな‥‥‥。」とやっぱり不安に思いながら、ミラノ行きの電車が何番ホームから出発するのか探していると‥‥‥。「あ、来てる。」いつ出発するのかと思ったら、あと2〜3分で出発の予定!急いで側にいた駅員さんたちに「この切符で乗れますか?」と聞くと「大丈夫だよ!大丈夫!早く!急いで!急いで!」と口々に私たちを急かす。「ありがとう!」とお礼を言ってスーツケースを抱え、電車に乗り込みました。席に座ると間もなくドアが閉まりました。
 「ほっ。乗れたよ〜。」昨日あんなに悩んでいたのが本当にもったいない‥‥‥。乗れる電車に乗る。それがイタリア。電車の遅れは当たり前だし、ショ−ペロ(ストライキ)などによる電車の運休も特別な事じゃ無いイタリア。イタリアの個人旅行はどれだけ余裕を持った日程がくめるか、何かあった時にどれだけ臨機応変に行動出来るかがポイントだな〜とこの時思った私です。
 ミラノへの電車はコンパ−トメント。窓の景色を楽しんだり、やっぱりおやつを食べたり‥‥‥。あっと言う間に到着です。ホテルは中央駅から徒歩3分程の3星「メンニーニ」です。ホテルの回りはまさにビジネス街と言う感じで、背の高いビルが立ち並びます。ローマも都会だったけれど、ミラノはゴチャゴチャした感じはなく本当にすっきりしていました。(中央駅付近だけなのかもしれませんが‥‥‥。)
ミラノのドゥオーモ
大きいので撮るのに一苦労
 ホテルのチェックインでは日本語を勉強しているというジャンフランコさんというおじいさん(に近い年齢だと思うけど‥‥‥。)が対応してくれました。とってもお喋り好きなのか、日本語を喋りたいのか色々とお話をしました。そして名刺を頂きました。ちゃんとカタカナで書いてあるのが何だかとても嬉しかったです。
 お部屋はというと、一般に言うビジネスホテルの様でした。角部屋だったので窓から光りが入りとても明るく快適でした。4都市のなかで一番お風呂が大きかったのもこのホテルでした。(身長158cmの私が普通に入ると足が届かずに溺れてしまうような大きさでした‥‥‥。)
 ミラノを2泊にしたのは、実はトリノへ行ってみたかったからなのです。(この旅行前はユ−ヴェファンだったものですから‥‥‥。)がしかし、ローマで思わずASローマのファンになってしまった私は「トリノヘ行きた〜い!」という思いも失せていて「ミラノで2泊もどうしようかな〜。」とちょっとだけ思っていたりしました。
 とりあえず少し休んでからドゥオーモへ行ってみる事に。ドゥオーモはとても大きく、美しかったのですが、鳩の多さにかなり圧倒されました。少しでも立ち止まっていると「鳩のえさ買わな〜い?」みたいに近寄ってくる男の人や、もちろん「ナカ〜タ、ナカ〜タ!」と連呼しながら鳩のえさを売り付ける男の人がいっぱい。「私はナカタじゃないぞ!」とこの旅行中何度思った事か。鳩も嫌いじゃ無いけれど、鳩まみれになるのも何だか‥‥‥。
ホテルのバルコニー
からの眺め
 ドゥオーモは中もとても素晴らしかったです、本当に。あまりミラノには「もう一度行きたい!」と思った事は無いのですが、ドゥオーモだけはもう一度見たい!と思います。本当にキレイ!ステンドグラスを見ながら時間が経つのも忘れてしまう程でした。それからドゥオーモからすぐのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアにも行って見ました。ガラス天井のアーチがとても素敵でした。このアーケードの中にはバールはもちろん、様々なお店が入っています。私たちも休憩をしようとバールへ入りました。鋪道に面したテーブルに座りながらアーケードを行き交う人たちを眺めていました。ちょうど入ったバールの近くには高級ブランド店がありました。カフェを片手に見ているとなかなかすごい光景が‥‥‥。店の中が全員日本人!これはかなり見ごたえありました。その混雑ぶりはさながらバーゲンのようでした。
 ミラノでは特に観光しよう!という計画も無かったので、再び地下鉄に乗り「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会を目指しました。入るのには予約が必要だと聞いた事がありましたが、もしかしたら入れるかもしれない!と思ったのですが、やっぱり無理でした。(長蛇の列でした。)そしてそこからは寒空の下をトボトボとひたすら歩き回りました。そして歩き疲れた頃ドゥオーモに戻って来て、中央駅まで地下鉄で帰りました。
 
 中央駅は夕方になり益々怪しい雰囲気です。でも甘い香りに釣られて、焼き栗を駅前で買い、夕食を探しに駅周辺を歩き回りました、しかし中央駅付近は私たちが求めるような飲食店はあまりなく、1件だけ見つけたタヴォーラカルダでラザニアなどを買いました。このタヴォーラカルダのお兄ちゃんとおじちゃんがとても親切でステキな人たちでした。彼が会計などをしている間に私がお菓子などを見ていると「ちょっと食べてみるかい?」と色々説明してくれては試食させてくれたり。自分の仕事をそっちのけで、2人ともとても親切にしてくれたのですが「仕事しなくていいのかしら〜。」と私の方がちょっと心配になりました。

 そしてホテルへ戻り、テレビを見ながら買って来たパスタを食べてミラノ1日目は過ぎていくのでした‥‥‥。余談ですが、今回泊まったこのホテル・メンニーニはテレビで日本語の放送(NHK)がありました。