Le Vibrazioniともみあげ
今回のトレンタの引っ越しの際に取扱商品数を少し絞ることに決めたのですが、最後まで悩んだのが音楽CD。音楽業界に限らず映像作品などもデータでの売り買いがメインになり、パッケージ版が売れないというのはもう随分と前からの話になるわけなのですが、トレンタをスタートしたころはまだCDを買うのが主流だったんですよね。月日が経つのは早いというか、時代の流れが速いというか…(笑)
今後は新規に取り扱いをすることはなくなるとは思いますが、在庫は全て旧サイトからセール価格にお値段を変更して引き継ぐことにしました。ということで、今日は販売中のイタリア音楽CDをご紹介!
今でも好きでよく聞いている「Le Vibrazioni」です♪
Le Vibrazioni IIはタイトルからもわかる通りLe Vibrazioniの2枚目のアルバムです。発売は2005年5月27日…なんと20年前!!
デビュー作よりも洗練されたアレンジが目立ち、またロック色が若干強めになっています。ヴォーカルでありバンドの顔 Francesco Sarcinaの感情のこもった歌い方とテクニックが強化されていて、ぐいぐいと彼らの世界に引き込まれます。
この2枚目のアルバムはイタリア国内のチャートでも好成績を残し、バンドの地位を確固たるものにしました。またLe Vibrazioniが「一発屋」ではないことを証明した1枚でもあり、今なおファンに愛されている作品です。
この2枚目のアルバムから「Angelica」をトリノで歌った時の映像がコチラです♪
主人公が「Angelica」という女性を失い、その存在を今も忘れられないという気持ちをSarcinaがエモーショナルに歌い上げるミディアムテンポのロックバラードです。
ちなみにバンドは一時期活動停止状態となりましたが、現在は活動再開しているようです。
このバンドはヴォーカル&ギターを務めるFrancesco Sarcina(フランチェスコ・サルチーナ)が中心となっています。彼らのファッションスタイルからも見てわかる通り、60〜70年代のロックの影響を受けたサウンドが彼らの魅力です。発売から20年経ったいま聞いても全く古臭さを感じないのは……
そう!もともとレトロロックなサウンド作りをしているから!(笑)新しい方向性を模索しながらも、これからもLe Vibrazioniらしいキャッチーさを失わずにいて欲しいなと思っています。
最後にLe VibrazioniフロントマンであるSarcinaですが、もみあげが気になりませんか?(笑)1976年10月30日 イタリア・ミラノ生まれ。バンド活動のほかに、シンガーソングライターとしても活躍中です。60〜70年代のロックスターを彷彿とさせる「もみあげ」は彼のトレードマークのひとつです。イタリア語でもみあげは「basette」です。
あまり使わないとは思いますが、Le Vibrazioniを聴いたら「basette」も思い出して見てくださいね♪
この記事へのコメントはありません。