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新ローマ教皇はレオ14世

5月8日に行われた4回目のコンクラーベで、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出されました。カトリック教会史上初のアメリカ出身の教皇です。
新教皇名として「レオ14世」と名乗ることが発表されました。この「レオ14世」という教皇名は19世紀末の教皇レオ13世に由来しています。

レオ13世は、1891年の回勅『レールム・ノヴァールム(Rerum Novarum)』を通じて、近代カトリック社会教説の基礎を築いたことで知られています。この文書では労働者の権利や資本と労働の調和、貧困問題などに教会が積極的に関与すべきだと説きました。レオ13世は伝統的教義を維持しつつも、当時の急速な社会変化に対応しようとした柔軟な姿勢を持っており、レオ14世はこの精神を現代に引き継ごうとしているとみられます。
就任後の演説で、新教皇は「社会的弱者への関心」「貧困や不正義との闘い」に重点を置く方針を表明しており、これはまさにレオ13世の教皇職の継承といえるでしょう。

さて、今年はジュビレオ(Giubileo)でもあり、元々バチカンが注目される年でもあったわけですが、映画「教皇選挙」が上映される中でのリアルなコンクラーベでますますバチカンや教皇が注目されている今日この頃。
ローマ教皇ライトオタクなzunkoのアイテムも披露するときが参りました!(笑)

再登場!ローマ教皇ポスターです!(笑)
ローマ教皇についてはまたこのポスターを出しながら(出したい!笑)記事にしたいと思います。何はともあれ…VIVA IL PAPA!

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